6月ですね。
もうすでに熱い戦いが始まってますね。ランドセル選びが!
この間年長になったと思ったら、あっという間にランドセル選びやら、和式トイレトレーニングやら、年長さんの親御さんは大変ですよね。
ハンドメイド好きさんとしてはランドセル選びを大量生産型じゃなくって工房系が好きなのじゃないかなと思い、せっかく色々自分も調べてみたので工房系ランドセルについてまとめてみます。

参照)ランドセル選び その1 ハンドメイド好きさんにおすすめの工房系
参照)ランドセル選び その2 他の人と差をつけたい時におすすめ個性派系
参照)ランドセル選び その3 高知の文武堂さんでランドセル選びは安心!
参照)ランドセル選び その4 イオンのかるすぽランドセルは980gと驚きの軽さ!
参照)ランドセル選び その5 ニトリのランドセルはまさしくおねだん以上!
参照)ランドセル選び その6 最強の百貨店コラボランドセル 伊勢丹コキチカ大峡製鞄
参照)ランドセル選び その7 アクタス ACTUSのランドセルは軽量かつオシャレで機能的!
参照)ランドセル選び その8 最安29999円!でも機能も保証もばっちり! トイザらスのランドセルは買い! 

そんなわけで出張ついでに工房系のランドセルを一通りみてきたので、徹底比較したいと思います!
また、高知のランドセル選びについてはこの記事だけじゃなく後日さらに追加でまとめたいと思います。
今回は萬勇鞄、鞄工房山本、池田屋(ぴかちゃんランドセル)、黒川鞄(土屋鞄は色んな噂があったので最初から対象から外しています)の比較表は記事の最後の方に載せています。


1.黒川鞄
銀座に店舗を構えてるあたり客層が伺い知れますが、親子3代選ばれてます!、他の工房系との比較展示もあります!等いろいろと展示に工夫されていて店の方の自信がありました。
銀座店でしか買えない、オールコードバン仕立ての最高級品などはとても手が出そうもありませんが、牛革でも質感の高さがよかったです。他にはないシボ牛革のランドセルもあります。
あとは、他の工房系にはない肩ベルトの立ち上がり(いわゆる天使の羽的なやつです)があり、確かにベルトはよさそうだなと思いました。さらにスライド金具もスムーズに動かせました。
あとは革の発色です。特に他の店には出せない天然皮革の水色系統は自信を持っておられました。ピンクも発色がきれいでした。
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(画像は公式HPより)
そのほか、かぶせの革のふちの部分は他の工房系ではコバ塗りとか、ただ縫い合わせているだけとかのところが多いのに比べて、黒川鞄では別の革をあてて、さらに縫うという強度にも自信があるようでした。
出張展示も含めて実際に見られる場所が少ないのが残念ではあります。
本店は富山、他にも銀座、神戸(期間限定)、6/11-12大阪、6/18-19名古屋での展示です。
ランドセルを6年間使い終わったらミニチュアランドセルに加工してくれたりするプラン(有料)もあるのでいいですね。


2.鞄工房山本
5月半ばに表参道店に行ってきましたが、とにかく人気で人であふれ返っていました。
ここのランドセルの特徴はかぶせの端のコバ塗りです。確かに発色もきれいでしたが、長年使ってると剥げが心配ですが、きれいなニス塗りです。

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(公式HPより)

鞄工房山本の良さは男の子向けのランドセルでより発揮できるのではと感じました。
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この男の子向け人気モデルのレイブラックは確かに実物も格好良くて、店内でも男の子が担いだら離さなかったです。革のバリエーションにもよりますが、中の模様も落ち着いた、でも男の子受けのよさそうな柄が多かったです。レイブラックは背当ての肩ベルトの部分もブラック一色で恰好よかったです。
スライド金具が他と比べるとやや固めでしたが、安定して背負うためかなと思いました。
素材はすべて国産というのもこだわりです。



3.池田屋カバン店
とにかく特筆すべきはその保証内容です。どんな理由で壊しても、壊れても無料修理保証です。それも壊れたものを送る時にも無料で配送手続きができます。
どこの工房系でも6年間保証とは謳っていますが、理由問わず無料とか、送料無料とかまでは書いてません。
どんな子どもでも、どんなに考えて選んだランドセルでもそのうち傷つけるのは当たり前ですよね。大切に選んだランドセルが使えなくなった時に色々頭を悩ます心配が池田屋カバン店では一切ありません。
機能性とかどうとか考える前に、6年間の安心を買うといった意味でも候補のうち上位に入るかと思います。高価なコードバンとか選んで、毎日お手入れや傷の心配をするよりかは精神面でどれだけ楽かと親目線でもうれしいですね。



男の子のステッチを色違いにしたりカラーの組み合わせでオーダーメイドもできますので、お気に入りのカラーで妥協のないランドセル選びができると思います。オーダーメイドの締め切りは2016年7月31日までです。



池田屋の銀座店に見に行った時もかなりの盛況で人気ぶりがうかがえました。
機能的にも他の工房系と遜色ないというか、さらに上回っているなと思ったのは、背中に当たる部分の皮革はあえて人工皮革を使って、目に見えない小さな穴をあけることによって通気性を確保しているところでした。
あとはとにかく子ども目線なので、金具に尖った部分がないとか、フックがある程度の力(自転車などでひっかけたりする事を想定)がかかるとわざと自動的に外れるような安全性だとか、あとは防水カバーはついてこないのですが、それが必要ないほどの防水力を誇る革に仕立ててるなどという使い勝手のよさも魅力だなと思いました。
シンプルすぎて、ちょっと古めかしいと思われる方もいるかもしれませんが、小学生になる前はこのランドセルかわいいーと刺しゅうフリフリのランドセルを選んでも高学年になれば恥ずかしくなるかもしれないので、いつでもシンプルなものを選んでおいて間違いはないかと思います。



4.萬勇鞄
はっきりいってノーマークだったのですが、いろんな工房系を調べるうちに候補に入ったかばん屋さんです。何せ、他の工房系と機能的に同等なのに、お値段が1万円くらい安いのです。それも手縫い仕上げです。
手縫いの比較だと黒川鞄との比較になると思いますが、おんなじじゃない?と思う、いや、機能的にはほぼ同等です。黒川と比べると2万円くらい違うものもあります。
どうしても工房系が欲しいけど、ちょっとお高くて…と諦めないで、萬勇鞄さんを是非みてみてください。
本店は愛知で、取り扱い店舗も福井、富山、石川と限られてますが、見に行ける方はぜひ行ってみてください。

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ここはフルネームのネームプレートが標準装備なのもうれしいところです。
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こんなきれいなコードバンでも税込み73440円です。黒川鞄だとコードバンベーシックで95040円です。
重さが他の工房系と比べてやや重めに表示されていますが、どこの工房系でも100-200gはランドセルごとに誤差があるらしいので、その点を考えるとカタログ表示の重さで100gの違いは無視できそうかなと思っています。重さじゃなくてとにかく背負いやすさが大事ですよね。
萬勇鞄も黒川鞄と同じように立ち上がった肩ベルトで背負いやすそうで持ち手もありました。



<徹底比較表>
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(ご希望の方はコメント欄でPDFやワードファイルをご要望ください)
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うちは池田屋にかたむきつつ、萬勇鞄も気になりつつといった具合でしょうか。また記事は適宜アップデートする予定です。


参照)ランドセル選び その1 ハンドメイド好きさんにおすすめの工房系
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