みなさん手荒れに困っていませんか。今は夏ですけども夏だろうと指先が乾燥しているという女性の方や男性の方も多いのではないでしょうか。
そんなお悩みをお持ちの方にアメリカ皮膚科学会(米国皮膚科学会)から発表された最新の手荒れ対策をご紹介したいと思います。

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詳細はこちらの米国皮膚科学会公式サイトの全文を読んでいただければと思いますが英語ですので、わかり易く手荒れ防止の4つのポイントをお教えします。
2017年2月に発表されたばかりの最新版です。

◎まずは皮膚科専門医受診を! ~原因特定と悪化防止のために~

手の発疹や乾燥というのは色んな原因で起こります。
最も多いのは湿疹ですが、アレルギー性のものもあります。
長期間曝露(ばくろ)しても問題のなかったもの(結婚指輪、スキンケア製品、魚介類、ニンニク、柑橘類など)でアレルギーを発症する場合もあるそうです。私も最近ずっと使っていた食器洗い用のゴム手袋で手がかゆくなることが多くなって使うのをやめました。
こういった湿疹の原因が違うと湿疹の形も違うのかというと症状は似ている場合が多いですので原因特定は困難です。
そのため原因特定と悪化防止のため皮膚科専門医の受診を奨めています。


◎手荒れ予防法 手荒れを防ぐヒント 4つのポイント◎
米国皮膚科学会が推奨する手荒れ予防法4つは以下の通りになります。

1.作業に合わせた適切な保護手袋を使用する
染料や洗剤などの強力な化学物質のほか、水も手荒れの原因になる。庭仕事や家事の時は、手袋で手を保護すること。穴が開いた手袋は捨て、濡れた手袋は使わない。

2.気温が低い時は防寒用の手袋を使用する
寒冷な気候は皮膚を乾燥させるので、戸外では断熱効果のある手袋やミトンをはめる。

3.手洗いの際は刺激を避ける

水と石鹼での洗浄は皮膚の油脂を除去するので、手を洗う時は温水と刺激の少ない洗浄剤(化粧石鹸や保湿液など)を使う。

4.十分な量の保湿剤を頻回に使う

保湿剤は手洗い直後に塗り、時々塗り直す。グリセリンやワセリンを含む製品が最も効果的。
米国皮膚科学会公式HPにその全文が載っています

え、当たり前の事しか書いてないじゃん…と思った方! そうですよねー かなり当たり前の事しか書いていません。でも、要はちゃんと基本のスキンケアが出来ていれば手荒れを防ぐ事が出来るという事です。
手荒れをしているご自身の生活を振り返ってみてください。
私も振り返ってみると、【濡れた手袋を使っていた】、【ちょっとだけだからと思って洗濯手洗いの時は手袋をしていなかった】、【防寒用の手袋は使っていなかった】、【保湿剤毎回は塗ってなかった】などなど、反省点多数です。
塗れた手袋については食器洗い用のゴム手袋の中が結構濡れたままの事って無いですか?  手袋の中って乾きにくいですよね。乾かす時に裏側にひっくり返して干せばいいんでしょうけど面倒ですよね。
なので私は使い捨てのポリ手袋に変えました。こんなやつです↓


結構これが効果があって、かなり手荒れが軽くなりました。

保湿についてですがやはりグリセリンとワセリン最強です。私はこんなやつを使っています↓

このニュートロジーナのハンドクリームは製造メーカーの人が皮膚科の先生も使っておられる方が多いですよーとおススメしてくれた一品です。ニュートロジーナの方はグリセリン主体です。薬局でグリセリン単体のボトルも売っていますが、グリセリンは濃度が高すぎると逆に肌が荒れる人もいるようですのでこういった製品を使う方がはじめは安心だと思います。

手荒れ対策、あとはワセリンも使用しています。結構これが功を奏したのか気が付いたら手荒れに悩む!というレベルから、気が付いたらちょっと手荒れしてるかも?どうかな?くらいのレベルまで現在回復しています。




値段も大容量なのにお手頃です。私は100均とかで3個入りの小分けのクリーム容器を買って小分けしてあちこちに忍ばせています。バッグの中、水道回り、ポケットなどなどに入れておくと保湿剤を頻回に使う事ができます。おススメです。

こういった対策を施して半年くらいになるのですが、シワシワのおばあちゃんの手みたいだった私の指先がかなり若返りすることが出来ました。指紋認識しなくなるんじゃないかと心配になるレベルで皺が出来て困っていたのですが、本当に改善しました。

というわけで本当にグリセリンとワセリン保湿法はおススメです。高いスキンケアしなくても安くあがりますよ。
本日はワセリン、グリセリンのおススメ、そして米国皮膚科学会の手荒れを防ぐ4つのヒントについてお伝えしました。

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